このページでは、生命保険の仕組みとスタイルを解説いたします。

日本の総世帯の98%が加入している生命保険。ほとんどすべての人が、
必要だと思って加入しているにもかかわらず。その中身についてはあまり把握されていないのが現状です。

大切なことは、
 1.補償額はいくらか
 2.それがいつまで続くのか
 3.総額でいくら支払うプランなのか
等が重要です。

それではまず生命保険の仕組みをご説明します。
生命保険は、基本的には3つしかなく、それらの組み合わせによって成り立っています。

定期保険
保険料の負担が少なく大きな補償
死亡したときだけの補償を目的としたもの
一定期間内に死亡したときのみ保険金が受け取れる
満期金はない
定期保険
養老保険
補償と貯蓄
満期の場合も死亡の場合も同じ額の保険金が受け取れる
養老保険
終身保険
一生涯の補償
死亡保障が一生続く
解約返戻金または、保障内容変更制度を利用して老後資金や介護資金に利用できる
終身保険

このように、保険金額が同じでも保険種類によって総支払金額受け取り返戻金は大きく違ってきます。
大切なことは、保険は、
どのくらい・いつまで必要か?ということです。
それは、一人一人の収入や家庭環境、資産等によってさまざまです。

一般的に加入している保険のスタイル

終身保険でも上記のように基本は終身保険で特約に定期保険が付いているのがほとんどです。

−解説−

  1. 500万円の終身保険に10年間だけの3000万円の定期保険付いているケース・・総保険金額3500万
  2. 10年後に定期保険がさらに10年間が更新されるが保険料が40歳時の料率になるので1.5倍くらいになる。さらに10年後にまた10年更新し、その時の保険料はさらに1.5倍ぐらいになる。
  3. 払い込みが60歳の場合、定期保険は60歳以上は更新できない。
  4. 60歳以降は、終身保険の500万の補償が一生涯続く。
  5. 解約返戻金については終身保険部分で積み立てている。

この保険が、本人の人生にとって適当かどうかは分かりません。

なにが一番適切な保険なのかは個人個人の家庭環境によってさまざまで、具体的な数字を把握する事が大切です。

保険で手配しなければならない資金は、一般的な家庭の場合(夫婦子供2人)

1.
生活資金 一家の大黒柱に万が一のことがあったとき、残された遺族が安心して毎日を過ごせる資金を手配することが大切です。
食費・光熱費・交際費・衣服費・保険料・・・・等
2.
緊急予備資金 突然かかる出費です。
ケガや病気の治療費・慶弔費用・家や家具や電化製品の修繕費・・・・等
平均生活費の3ヶ月分が必要です
3.
生活立て直し資金 万が一の場合残された遺族が、新しい生活に移行していく際の調整資金です。
平均生活費の6ヶ月分が必要です
4.
住宅資金 毎月の家の家賃やローンの支払いは大きな負担です。残された遺族が住み慣れた家を失うことのないように手配する資金です。
5.
子供の教育資金 万が一の事により子供達が、希望をや夢を失うことのないように大学までの資金を手配する事が必要です。
オール公立:平均1000万円
オール私立:平均2000万円
6.
子供の結婚資金 最もお金のかかる儀式である結婚式。お子さまがすばらしい結婚式をあげられるよう手配してあげてください。
−平均的な親の負担額−
男性の場合・・・115万円
女性の場合・・・115万円
(両家の平均的総費用808万円)
7.
死後整理資金 もしもの時ご家族は、悲しみに加えて経済的な負担が襲ってきます。例えば、葬儀関連、ローン・クレジットの未払金精算など
平均的な葬儀関連費用・・・662万円
8.
長期医療・療養資金 長期の療養・介護が必要になったときには、収入が途絶えるだけでなく入院費、治療費などの心配もしなくてはなりません。もし、奥様が看護にあたるとすれば、お子さまの世話が大変。人を頼めば予想外の出費がかさみます。
9.
老後資金 高齢化社会を迎え、充実した老後を過ごすためには自助努力が必要な事はもはや言うまでもありません。健康で長生きするためだけでなく豊かでゆとりある老後を過ごすために・・・
平均的な老後の支出・・・28万円
10.
相続対策資金 土地の高騰・下落などにより、相続税の心配があります。
課税対象となる相続税額の平均・・・4284万円

以上のような必要資金をベースにお考えください。

合理的な保険のスタイル


参考資料

生命保険の目的と必要額
遺族年金支給額