自動車事故の過失割合について




自動車対自動車

路外から車両が道路を横切って右方に進入(右折)する場合
基本
B80
A20
修正
A幹線道路
5
 
A10km以上の速度違反
 
10
A25km以上の速度違反
 
20
Aその他の著しい過失
 
10
Aの重過失
 
10〜20
B徐行無し
10
 
Bその他の著しい過失
5〜10
 
Bの重過失
10〜15
 
B頭を出して待機
 
10
B右折的状態
 
10

路外からの車両が左方に進入(左折)する場合
基本
B80
A20
修正
A幹線道路
5
 
A10km以上の速度違反
 
10
A25km以上の速度違反
 
20
Aその他の著しい過失
 
10
Aの重過失
 
10〜20
B徐行無し
10
 
Bその他の著しい過失
5〜10
 
Bの重過失
10〜15
 
B頭を出して待機
 
10

道路を右折して路外に出る場合
基本
B80
A20
修正
A幹線道路
5
 
A10km以上の速度違反
 
10
A25km以上の速度違反
 
20
Aその他の著しい過失
 
10
Aの重過失
 
10〜20
B徐行無し
10
  
B合図無し
10
  
B右折的状態
 
15
Bその他の著しい過失
5〜10
  
Bの重過失
10〜15
  

対向車同士の事故(センターオーバー)
基本
B100
A0
修正
Aの通常過失
 
10
Aの著しい前方不注視等
 
20
Bが車追越

中の場合

A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20〜30

追越禁止場所または二重追越の場合
基本
B90
A10
修正
A避譲義務違反
 
10
Aに法27 ー2違反
 
20
Aその他の重過失
 
10
Bの重過失
10
 

追越者と被追越者との事故
基本
80B
A20
修正
Aに避譲義務違反
 
10
Aに法27 ー2違反
 
20
Aその他の重過失
 
10
B追越危険場所
5
 
Bの重過失
10
 

進路変更車と後続直進車の場合
基本
B70
A30
修正
道路変更禁止場所
20
 
B合図無し
20
 
Aに初心者マーク
10
 
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20

被追突車に法24条違反(理由のない急ブレーキ)がある場合
基本
B70
A30
修正
住宅地・商店街
10
 
幹線道路の走行車線
 
15
Aに初心者マーク
10
 
Aの制動灯故障
 
10〜20
B10km以上の速度違反
10
 
B25kmを越える速度違反
10〜20
 

Bが転回中に衝突した場合
基本
B80
A20
修正
転回危険場所
10
 
転回禁止場所
20
 
A10km以上の速度違反
 
10〜20
A25kmを越える速度違反
 
20〜30
Aの著しい前方不注視等
 
10〜20
Bの合図無し
10
 
Bのその他著しい過失又は重過失
10
 

Bが転回終了直後に追突した場合
基本
B70
A30
修正
転回危険場所
10
 
転回禁止場所
20
 
A10km以上の速度違反
 
10〜20
A25kmを越える速度違反
 
20〜30
Aの著しい前方不注視等
 
10〜20
Bの合図無し
5
 
Bのその他著しい過失又は重過失
10〜20
 


用語説明
減速 ●「減速」とは、道路交通法にいう徐行(8km〜10km)ではなく、通常の速度より、明らかに減速していることを意味します。(40km制限の場所では20km前後です)単に前より速度をさげたという意味ではありません。
●衝突直前の急ブレーキによる減速は、「減速」ではありません。
大型車 ●大型車は、交差点を通過するのに小型車より時間がかかることを考慮したもの。
「大型車」とは、車輌総重量が8t以上、最大積載量が5t以上、または定員11人以上のものをいいます。
著しい過失 ●前方不注意、操作不適切等の著しいもの、10km以上の速度違反、酒気帯び運転など。
重過失 ●酒酔い運転、居眠り運転、無免許運転、25kmを超える速度違反など。
幹線道路 国道や一部の県道のように車が高速で走行している道路で車歩道の区別があり、車道幅員が概ね14メートル以上で交通量の多い道路をいます。
横断禁止の規制あり 車歩道の区別があり標識やガードレールフェンス等が設置されており、横断禁止であることが容易に認識できる場合を指します。
夜間 日没から日の出までをいいます。歩行者はライトをつけた車を容易に発見できるが、車の方からは歩行者の発見は、対向車による眩惑、路面の反射などにより必ずしも容易ではありませんので歩行者側の過失を加重します。ただし、街路灯などの証明があって発見しやすい場合は適用されません。この場合の夜間とは午後9〜10時ごろまでをいいます。(真夜中の場合は加算を大きくします)
直前直後横断 歩行者は車の直前・直後を横断してはいけません。(道交法13条)路地からの飛び出しもこれに該当します。また、歩行者の斜め横断の場合や、急に歩行者が立ち止まったり、後退したり、大きくふらついた場合なども、歩行者側の過失を加重します。
住宅・商店街 市街地、工場、官公庁など、人の横断・歩行がひんぱんな場合は歩行者の過失相殺率は減算されます。ただし、非市街地などの生活圏外の場合はその限りではありません。
児童・老人・幼児 歩行者の道路通行に際しての行為能力が低い場合は、相殺率を減算します。老人とは概ね65歳以上、児童とは概ね6歳以上13歳未満、幼児とは概ね6歳未満のものをさします。
集団横断 集団登校など、歩行者が集団で横断したり通行している場合は、車側は発見が容易である点を考慮して減算します。
歩車道区別なし 歩車道の区別のない道路での事故の場合、相殺率を同率とすることはできませんので減算修正します。