自動車事故の過失割合について




自動車対人
自動車対自動車
自動車対二輪車
幹線道路又は広路の横断 同幅員の交差点(左方車と右方車) 直進単車と先行左折四輪車との事故
幹線道路・広狭差のある道路における狭路横断(広路に歩道があり、
その歩道から歩道への横断)
一方が明らかに広い道路である場合
(広路車と狭路車)
直進単車と追越左折四輪との事故
幹線道路・広狭差のある道路における
狭路横断(広路に歩道がない場合)
一方に一時停止標識のある場合 先行左折単車と直進四輪車との事故
優先関係のない交差点 ほぼ同幅員の場合と直接路が広路・幹線道路、
右折路が狭路等の場合
追越左折単車と直進四輪車との事故
  幅員のほぼ同じ道路が交わる交差点
(右折車が左方車の場合)
左側の余地が広い場合の事故(約1.5m以上)
幅員のほぼ同じ道路が交わる交差点
(右折車が右方車の場合)
二輪車がやっと通される程度の広さしかない場合の事故(1,5m以内)
一方が明らかに広い道路または
優先道路である場合
(右折車が狭路から広路へ出る場合)
 
一方が明らかに広い道路の場合
(右折車が広路から直進車の進入してきた狭路へ入る場合)
一方が明らかに広い道路の場合(右折車が広路から直進車の向う狭路へ入る場合)
一方に一時停止標識のある場合
(右折車が一時停止義務違反)
一方に一時停止標識のある場合
(直進車に一時停止義務違反があり、右折車が左方車の場合)
一方に一時停止標識のある場合
(直進車に一時停止義務違反があり、右折車が右方車の場合)
左折車と直進車との事故(同幅員の
交差点・A左方車、B右方車)
右折車同士の事故
(同幅員の交差点・A左方車、B右方車)
右折車と追越直進車との事故
(通常の交差点[追越しが禁止される])

幹線道路又は広路の横断
基本
20
加算要素
夜間
5
幹線道路
 * 
横断禁止の規定あり
10〜20
直前直後横断
10
住宅・商店街
 * 
減算要素
児童・老人
5
幼児・法71-2
10
集団横断
5
車の著しい過失
10
車の重過失
20
歩車道区別無し
5

幹線道路・広狭差のある道路における狭路横断(広路に歩道があり、その歩道から歩道への横断)
基本
5
加算要素
夜間
5
幹線道路
 * 
横断禁止の規定あり
 * 
直前直後横断
10
減算要素
住宅・商店街
5
児童・老人
5
幼児・法71-2
10
集団横断
5
車の著しい過失
10
車の重過失
20
歩車道区別無し
5

幹線道路・広狭差のある道路における狭路横断(広路に歩道がない場合)
基本
10
加算要素
夜間
5
幹線道路
 * 
横断禁止の規定あり
 * 
直前直後横断
10
減算要素
住宅・商店街
5
児童・老人
5
幼児・法71-2
10
集団横断
5
車の著しい過失
10
車の重過失
20
歩車道区別無し
 * 

優先関係のない交差点
基本
15
加算要素
夜間
5
幹線道路
 * 
横断禁止の規定あり
10〜20
直前直後横断
10
減算要素
住宅・商店街
5
児童・老人
5
幼児・法71-2
10
集団横断
5
車の著しい過失
10
車の重過失
20
歩車道区別無し
5

同幅員の交差点(左方車A・右方車B)
速度等
AB同程度の
速度
A減速せず
B減速
A減速
B減速ぜす
基本
B60
A40
B40
A60
B80
A20
修正
見通しのきく交差点
10
  
10
 
10
 
夜間
5
 
5
 
5
 
A大型車
  
5
 
5
 
5
Aの著しい過失
  
10
 
10
 
0
Aの重過失
  
10〜20
 
10〜20
 
10〜20
B大型車
5
 
5
 
5
 
Bの著しい過失
10
 
10
 
10
 
Bの重過失
10〜20
 
10〜20
 
10〜20
 

一方が明らかに広い道路である場合(A広路車、B狭路車)
速度等
AB同程度の速度
A減速せずB減速
A減速B減速ぜす
基本
B70
A30
B60
A40
B90
A10
修正
A大型車
 
5
 
5
 
5
Aの著しい過失
  
10
  
10
 
10
Aの重過失
 
10〜20
 
10〜20
 
10〜20
Bが明らかな先入
 
10
 
10
 
10
B大型車
5
 
5
 
5
 
Bの著しい過失
10
 
10
 
10
 
Bの重過失
10〜20
 
10〜20
 
10〜20
 

一方に一時停止標識のある場合(A一時停止の規制なし、B一時停止の規制有り)
速度等
AB同
程度
の速度
A減速
せず
B減速
A減速
B減速
ぜす
A徐行
B減速
せず
B一時
停止
基本
B80
A20
B70
A30
B90
A10
B100
A0
B60
A40
修正
A大型車
 
5
 
5
 
 
 
 
 
 
Aの著しい過失
 
10〜
20
 
10〜
20
 
10〜
20
 
10〜
20
 
10〜
20
Aの重過失
 
20〜
30
 
20〜
30
 
20〜
30
 
20〜
30
 
20〜
30
B大型車
5
 
5
 
5
 
5
 
5
 
Bの著しい過失
10
 
10
 
10
 
10
 
10
 
Bの重過失
10〜
20
 
10〜
20
 
10〜
20
 
10〜
20
 
10〜
20
 

ほぼ同幅員の場合と直接路が広路・幹線道路、右折路が狭路等の場合
基本
同幅員B70
A30
広路等B80
A20
修正
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20
Aその他の著しい過失
 
10〜20
Aの重過失
B徐行なし
10
 
B直近右折
10
 
B早廻り右折
5〜10
 
B大廻り右折
5〜10
 
B合図なし
10
 
B大型車
5
 
B右折と見られる場合
 
20
Bその他の著しい過失又は重過失
10
 

幅員のほぼ同じ道路が交わる交差点(右折車が左方車の場合)
基本
B60
A40
修正
A大型車
 
5
A減速せず
 
10
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20
Aその他の著しい過失
 
10
Aの重過失
 
10〜20
B大型車
5
 
Bに徐行なし
10
 
B右折禁止違反
10
 
B早廻り右折
10
 
Bその他の著しい過失
10
 
Bの重過失
10〜20
 

幅員のほぼ同じ道路が交わる交差点(右折車が右方車の場合)
基本
B70
A30
修正
A大型車
 
5
A減速せず
 
10
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20
Aその他の著しい過失
 
10
Aの重過失
 
20
B大型車
5
 
Bに徐行なし
10
 
B右折禁止違反
10
 
B右折
 
15
Bその他の著しい過失
5〜10
 
Bの重過失
10
 

一方が明らかに広い道路または優先道路である場合(右折車が狭路から広路へ出る場合)
基本
B80
A20
修正
A減速せず※
 
10
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20
Aその他の著しい過失
 
10
Aの重過失
 
10〜20
Bに徐行なし
10
 
B右折禁止違反
10
 
B早廻り右折
10
 
B右折
 
15
Bその他の著しい過失
5〜10
 
Bの重過失
10
 
その他(A右方の場合に、Bの明らかな先入)
 
10

一方が明らかに広い道路の場合(右折車が広路から直進車の進入してきた狭路へ入る場合)
基本
B40
A60
修正
A減速せず
 
10
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20
Aその他の著しい過失
 
10
Aの重過失
 
20
Bに徐行なし
10
 
B右折禁止違反
20
 
B早廻り右折
10
 
Bその他の著しい過失
10
 
Bの重過失
20
 

一方が明らかに広い道路の場合(右折車が広路から直進車の向う狭路へ入る場合)
基本
B55
A45
修正
A減速せず
 
10
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20
Aその他の著しい過失
 
10
Aの重過失
 
20
Bに徐行なし
10
 
B右折禁止違反
10
 
B右折
 
15
Bその他の著しい過失
10
 
Bの重過失
20
 

一方に一時停止標識のある場合(右折車が一時停止義務違反)
基本
B80
A20
修正
A減速せず
 
10
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20
Aその他の著しい過失
 
10〜20
Aの重過失
 
20〜30
Bに徐行なし
10
 
B右折禁止違反
10
 
B早廻り右折
10
 
B右折
 
15
Bその他の著しい過失
10
 
Bの重過失
10〜20
 

一方に一時停止標識のある場合(直進車に一時停止義務違反があり、右折車が左方車の場合)
基本
B40
A70
修正
A減速せず
 
10
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20
Aその他の著しい過失
 
10
Aの重過失
 
20
Bに徐行なし
10
 
B右折禁止違反
10
 
B早廻り右折
10〜20
 
Bその他の著しい過失
10
 
Bの重過失
10〜20
 

一方に一時停止標識のある場合(直進車に一時停止義務違反があり、右折車が右方車の場合)
基本
B40
A60
修正
A減速せず
 
10
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20
Aその他の著しい過失
 
10
Aの重過失
 
20
Bに徐行なし
10
 
B右折禁止違反
10
 
B右折
10
15
Bその他の著しい過失
10
 
Bの重過失
10〜20
 
その他(Aが一時停止をした場合)
15
 

左折車と直進車との事故(同幅員の交差点・A左方車、B右方車)
基本
B50
A50
修正
見通しのきく交差点
10
 
夜間
5
 
大型車
  
5
Aの著しい過失
 
10
Aの重過失
 
10〜20
A徐行無し
 
10〜20
B減速無し
10
Bの著しい過失
10
 
Bの重過失
10〜20
 

右折車同士の事故(同幅員の交差点・A左方車、B右方車)
基本
B60
A40
修正
A大型車
 
5
A右折禁止違反
 
10
A右折方法違反
 
10〜20
Aの著しい過失
 
10
Aの重過失
 
20
B大型車
5
 
B右折方法違反
10〜20
 
B右折禁止違反
10
 
Bの著しい過失
10
 
Bの重過失
10〜20
 

右折車と追越直進車との事故(通常の交差点[追越しが禁止される])
基本
B20
A80
修正
Aの著しい速度違反
 
10
Aその他の著しい過失又は重過失
 
10
Bが予め中央に寄らない右折
20〜40
 
Bその他の著しい過失又は重過失
10〜25
 

直進単車と先行左折四輪車との事故

基本
20
修正
A著しい前方不注視
+10〜20
A10km以上の速度違反
10
A25kmを越える速度違反
20
大廻り右折進入路鋭角
-10
合図の出し遅れ
-5〜10
無合図左折
-10〜20
B直近左折
-10
B徐行無い
-10
Bその他の著しい過失
-10

直進単車と追越左折四輪との事故
基本
A10
修正
A著しい前方不注視
+10
A10km以上の速度違反
+10
A25kmを越える速度違反
+20
B大廻り左折
-10
B合図の出し遅れ
-5
B無合図左折
-10
Bその他の著しい過失
-10

先行左折単車と直進四輪車との事故
基本
A60
修正
A合図の出し遅れ
+5〜10
A無合図左折
+10〜20
Bの著しい前方不注視
-10〜20
B10km以上の速度違反
-10
B25kmを越える速度違反
-20

追越左折単車と直進四輪車との事故
基本
A80
修正
A合図の出し遅れ
+5
A無合図左折
+10
Bの著しい前方不注視
-10〜20
B10km以上の速度違反
-10
B25kmを越える速度違反
-20

左側の余地が広い場合の事故(約1.5m以上)
基本
A30
修正
単車の著しい前方不注視
10〜20
単車の著しい過失又は重過失
20
交差点ではない場合
5〜20

二輪車がやっと通される程度の広さしかない場合の事故(1,5m以内)
基本
A40
修正
単車の著しい前方不注視
+10〜20
単車の著しい過失又は重過失
+20
交差点ではない場合
-10〜20


用語説明
減速 ●「減速」とは、道路交通法にいう徐行(8km〜10km)ではなく、通常の速度より、明らかに減速していることを意味します。(40km制限の場所では20km前後です)単に前より速度をさげたという意味ではありません。
●衝突直前の急ブレーキによる減速は、「減速」ではありません。
大型車 ●大型車は、交差点を通過するのに小型車より時間がかかることを考慮したもの。
「大型車」とは、車輌総重量が8t以上、最大積載量が5t以上、または定員11人以上のものをいいます。
著しい過失 ●前方不注意、操作不適切等の著しいもの、10km以上の速度違反、酒気帯び運転など。
重過失 ●酒酔い運転、居眠り運転、無免許運転、25kmを超える速度違反など。
幹線道路 国道や一部の県道のように車が高速で走行している道路で車歩道の区別があり、車道幅員が概ね14メートル以上で交通量の多い道路をいます。
横断禁止の規制あり 車歩道の区別があり標識やガードレールフェンス等が設置されており、横断禁止であることが容易に認識できる場合を指します。
夜間 日没から日の出までをいいます。歩行者はライトをつけた車を容易に発見できるが、車の方からは歩行者の発見は、対向車による眩惑、路面の反射などにより必ずしも容易ではありませんので歩行者側の過失を加重します。ただし、街路灯などの証明があって発見しやすい場合は適用されません。この場合の夜間とは午後9〜10時ごろまでをいいます。(真夜中の場合は加算を大きくします)
直前直後横断 歩行者は車の直前・直後を横断してはいけません。(道交法13条)路地からの飛び出しもこれに該当します。また、歩行者の斜め横断の場合や、急に歩行者が立ち止まったり、後退したり、大きくふらついた場合なども、歩行者側の過失を加重します。
住宅・商店街 市街地、工場、官公庁など、人の横断・歩行がひんぱんな場合は歩行者の過失相殺率は減算されます。ただし、非市街地などの生活圏外の場合はその限りではありません。
児童・老人・幼児 歩行者の道路通行に際しての行為能力が低い場合は、相殺率を減算します。老人とは概ね65歳以上、児童とは概ね6歳以上13歳未満、幼児とは概ね6歳未満のものをさします。
集団横断 集団登校など、歩行者が集団で横断したり通行している場合は、車側は発見が容易である点を考慮して減算します。
歩車道区別なし 歩車道の区別のない道路での事故の場合、相殺率を同率とすることはできませんので減算修正します。