自動車事故の過失割合について




自動車対人
自動車対自動車
 

歩行者で青で横断開始自動車赤で横断歩道通過
基本
0
加算要素
夜間
*
幹線道路
*
直前直後横断
*
減算要素
住宅・商店街
*
児童・老人
*
幼児・法71-2
*
集団横断
*
車の著しい過失
*
車の重過失
*
歩車道区別無し
*

歩道車青で横断開始自動車青で交差点に進入右・左折
基本
10
加算要素
夜間
*
幹線道路
*
直前直後横断
*
減算要素
住宅・商店街
*
児童・老人
0〜5
幼児・法71・該当
5〜10
集団横断
5〜10
車の著しい過失
5
車の重過失
10
歩車道区別なし
*

歩道者黄色信号で横断開始自動車青で交差点に進入右・左折
基本
10
加算要素
夜間
*
幹線道路
*
直前直後横断
*
減算要素
住宅・商店街
*
児童・老人
0〜5
幼児・法71?該当
5〜10
集団横断
5〜10
車の著しい過失
5
車の重過失
10
歩車道区別なし
*

歩行者黄色信号で横断開始・自動車青信号で進入、黄色信号で右左折
基本
35
加算要素
夜間
5
幹線道路
10
直前直後横断
5〜10
減算要素
住宅・商店街
10
児童・老人
5
幼児・法71-2
10
集団横断
10
車の著しい過失
10
車の重過失
20
歩車道区別無し
10

歩道者黄色信号で横断開始・自動車黄色で進入右左折
基本
20
加算要素
夜間
5
幹線道路
10
直前直後横断
5
減算要素
住宅・商店街
5
児童・老人
5
幼児・法71-2
10
集団横断
10
車の著しい過失
10
車の重過失
20
歩車道区別無し
5

歩道者赤信号で横断開始・自動車青色信号で進入
基本
70
加算要素
夜間
5
幹線道路
10
直前直後横断
5
減算要素
住宅・商店街
5
児童・老人
5
幼児・法71-2
10
集団横断
10
車の著しい過失
10
車の重過失
20
歩車道区別無し
5

歩道者赤で横断開始・自動車黄色信号で進入
基本
50
加算要素
夜間
5
幹線道路
5
直前直後横断
10
減算要素
住宅・商店街
10
児童・老人
10
幼児・法71-2
20
集団横断
10
車の著しい過失
10
車の重過失
20
歩車道区別無し
10

歩道者赤信号で横断開始・自動車赤信号で進入、直進・右左折
基本
20〜30
加算要素
夜間
5
幹線道路
5
直前直後横断
5
減算要素
住宅・商店街
5〜20
児童・老人
5
幼児・法71-2
10
集団横断
5
車の著しい過失
5〜10
車の重過失
10〜20
歩車道区別無し
5


青信号車Aと赤信号車Bとの事故
基本
B100
A0
修正
Aに何らかの過失あり
 
10
Aの著しい損失
 
0〜10
Aの車過失
 
10〜20
Bの著しい過失
0〜10
 
Bの車過失
 
 

黄信号車Aと赤信号車Bとの事故
基本
B100
A0
修正
Aに何らかの過失あり
 
10
Aの著しい過失
 
0〜10
Aの重過失
 
10〜15
Bの著しい過失
5〜10
 
Bの重過失
10〜15
 

赤信号車同士の事故
基本
B50
A50
修正
Aの明らかな先入
10〜20
 
Aの著しい過失
 
0〜10
Aの重過失
 
10
Bの明らかな先入
 
10〜20
Bの著しい過失
0〜10
 
Bの重過失
10
 

ABとも青信号で進入した場合
基本
B70
A30
修正
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20
A法50違反の交差点進入
 
10
Aその他の著しい過失
 
10
Aの重過失
 
10〜20
B徐行無し
10
 
B直接右折
10
 
B早廻り右折
5〜10
 
B大廻り右折
5〜10
 
B合図無し
10〜20
 
B大型車
5
 
B右折と見られる場合
 
10
Bその他の著しい過失又は重過失
10
 

A黄信号で進入・B青信号で進入、黄信号で右折した場合
基本
B30
A70
修正
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
10
Aその他の著しい過失
 
 
Aの重過失
 
 
B合図無し
10
 
Bその他の著しい過失又は重過失
10
 

ABとも黄(赤)信号で進入した場合
基本
B60
A40
修正
A10km以上の速度違反
 
10
A25kmを越える速度違反
 
20
A法50違反の交差点進入
 
10
Aその他の著しい過失
 
10
Aの重過失
   
10〜20
B徐行無し
10
 
B直接右折
10
 
B早廻り右折
510
 
B大廻り右折
5〜10
 
B合図無し
10〜20
 
B大型車
5
 
B右折と見られる場合
  
10
Bその他の著しい過失又は重過失
10
  

Bに青矢印による右折可の信号があり、Aが赤信号で進入した場合
基本
B0
A100
修正
A10km以上の速度違反
 
5
A25kmを越える速度違反
 
10
Aその他の著しい過失
 
5
Aの重過失
 
10 
B合図無し
10
 
Bその他の著しい過失又は重過失
10〜20
 


用語説明
減速 ●「減速」とは、道路交通法にいう徐行(8km〜10km)ではなく、通常の速度より、明らかに減速していることを意味します。(40km制限の場所では20km前後です)単に前より速度をさげたという意味ではありません。
●衝突直前の急ブレーキによる減速は、「減速」ではありません。
大型車 ●大型車は、交差点を通過するのに小型車より時間がかかることを考慮したもの。
「大型車」とは、車輌総重量が8t以上、最大積載量が5t以上、または定員11人以上のものをいいます。
著しい過失 ●前方不注意、操作不適切等の著しいもの、10km以上の速度違反、酒気帯び運転など。
重過失 ●酒酔い運転、居眠り運転、無免許運転、25kmを超える速度違反など。
幹線道路 国道や一部の県道のように車が高速で走行している道路で車歩道の区別があり、車道幅員が概ね14メートル以上で交通量の多い道路をいいます。
横断禁止の規制あり 車歩道の区別があり標識やガードレールフェンス等が設置されており、横断禁止であることが容易に認識できる場合を指します。
夜間 日没から日の出までをいいます。歩行者はライトをつけた車を容易に発見できるが、車の方からは歩行者の発見は、対向車による眩惑、路面の反射などにより必ずしも容易ではありませんので歩行者側の過失を加重します。ただし、街路灯などの証明があって発見しやすい場合は適用されません。この場合の夜間とは午後9〜10時ごろまでをいいます。(真夜中の場合は加算を大きくします)
直前直後横断 歩行者は車の直前・直後を横断してはいけません。(道交法13条)路地からの飛び出しもこれに該当します。また、歩行者の斜め横断の場合や、急に歩行者が立ち止まったり、後退したり、大きくふらついた場合なども、歩行者側の過失を加重します。
住宅・商店街 市街地、工場、官公庁など、人の横断・歩行がひんぱんな場合は歩行者の過失相殺率は減算されます。ただし、非市街地などの生活圏外の場合はその限りではありません。
児童・老人・幼児 歩行者の道路通行に際しての行為能力が低い場合は、相殺率を減算します。老人とは概ね65歳以上、児童とは概ね6歳以上13歳未満、幼児とは概ね6歳未満のものをさします。
集団横断 集団登校など、歩行者が集団で横断したり通行している場合は、車側は発見が容易である点を考慮して減算します。
歩車道区別なし 歩車道の区別のない道路での事故の場合、相殺率を同率とすることはできませんので減算修正します。