建設工事保険について
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建設工事保険とは・・・

建設工事保険の支払い対象となる具体例
火災、爆発、落雷によって生じた損害 台風、せん風、暴風、暴風雨、突風などの風災によって生じた損害 盗難による損害 労務者、従業員の取扱上の稚拙・過失または第三者の悪意によって生じた損害 設計、施工、材質または制作の欠陥に起因する事故によって生じた損害
 
地滑りまたは土砂崩れなどによって生じた損害 航空機の落下、車両の衝突によって生じた損害 高潮、洪水などの水災によって生じた損害 その他、偶然に発生した事故によって生じた損害  

建物の建築工事中に、工事現場において、不測の事故によって保険の目的について生じた損害に対して保険金をお支払いします。

対象となる工事は

この保険は、ビル、工事建家、住宅などの建物の建築(増築・改築・改装・修繕工事を含みます。)を主体とする工事を対象としています。
土木工事を主体とする工事には土木工事保険、鋼構造物(例:鉄塔、タンクなど)の建設を主体とする工事には組立保険をご利用ください。

保険の目的とは
工事現場にある次のものをいいます。
1. 工事の目的物(工事の対象になっている建築中の建物)
2. 仮工事(支保工、型枠工、支持枠工、足場工、土留工、防護工など)
3. 工事のために仮設される電気配線、配管、電話・伝令設備、証明設備、保安設備
4. 工事用仮設建物(現場事務所、宿舎、倉庫など)およびこれらに収容されている什器・備品(家具、衣類、寝具、事務用品、非常用品)なお、一部事務用品に含まれない機械類があります。(例)大型オフコン、カメラ、携帯電話など。
5. 工事用材料および工事用仮設材(木材、鉄骨、セメントなど)

次のものは保険の目的に含まれておりませんので、この保険では保険金をお支払いできません。

◎据付機械設備等の工事用反設備、工事用機械器具、およひこれらの部品
◎航空機、船舶または水上用運搬具、機関車、自動車その他の車両
◎設計図書、証書、帳簿、通貨、有価証券その他これらに類する物
◎従業員の私物
※工事用仮設物や資材の置場などが工事現場から離れた場所にある場含には、当該工事専用のものに限り保険の目的に含めることができます。申し込む際、申し込書にその所在地を記入ください。

支払われる損害は
「不測かつ突発的」な事故による損害*保険金をお支払いします。
※たとえば・・

火災による損害
破裂・爆発による損害
盗難による損害
作業員または第三者の故意、過失または取扱上の拙劣によって生じた損害
〔例〕作業ミスによる吊り落としなど
設計の欠陥に起因する事故によって生じた損害
施工や工事用材料の欠陥に起因する事故によって生じた損害
風災(台風、せん風、暴風など)による損害
ひょう災による損害
落雷による損害
車両の衝突、航空機などの落下による損害
労働争義にともなう暴行などによる損害
建工ワイド特約条項を付帯した場合は、次の損害も対象となります。
水災(高潮、こう水、内水氾濫、豪雨による土砂崩れまたは崖崩れ)による損害
賠償責任担保特約条項を付帯した場合は、つぎの損害または費用に対して保険金をお支払いすることもできます。
工事に関連して第三者の身体や財物を損傷した結果、法律上の賠償責任を負担することにより被る損害

支払できない主な損害
つぎのような損害または費用に対しては保険金が支払われませんので、ご留意ください。

保険契約者、被保険者もしくはこれらの者の法定代理人または工事現場責任者の故意もしくは重大な過失または法令違反によって生じた損害
風、雨、雪、ひょうもしくは砂じんの吹込みまたはこれらのものの漏入によって生じた損害
損害発生後30日以内に知ることができなかった盗難の損害
残材調査の際に発見された紛失または不足の損害
保険の目的が当該工事以外の用途に使用された場合において、その使用によってその使用部分に生じた損害(建工ワイド特約条項を付帯した場合、火災・破裂・爆発による損害に対しては保険金を支払います。)
工事用仮設材として使用される矢板、くい、H型鋼その他これらに類する物の打込みもしくは引抜きの際において生じた曲損もしくは破損または引抜き不能の損害
保険の目的の性質もしくはかしまたはその自然の消耗もしくは劣化
保険の目的の設計、施工、材質または製作の欠陥を除去するための費用
湧水の止水または排水費用
テロ行為またはテロ行為の結果として生じた損害
(日本国内においておこなわれる工事は、保険金額が15億円以上の場合に限ります。)
つぎの事由によって生じた損害(これらの事由がなければ発生または拡大しなかった損害を含みます)
○戦争、外国の武力行使、革命、政権奪取、内乱、武装反乱その他これらに類似の事変または暴動
○官公庁による差押え、没収または破壊
○地震もしくは噴火またはこれらによる津波
○核燃料物質もしくは核燃料物質によって汚染された物の放射性、爆発性その他の有害な特性またはこれらの特性による事故、およびその他の放射線照射または放射能汚染

支払われる保険金は

1回の事故ごとにつぎの保険金をお支払いいたします。

保険金 1.損害保険金 2.残存物取片付け費用保険金 3.臨時費用保険金

1.損害保険金

損害の生じた保険の目的を、元の状態に復旧するために必要な再築費や修理費に対して、つぎの基準により算出した額を、お支払いいたします。
(ただし、1回の事故について保険金額を限度とします。)
損害保険金 損害額 控除額

損害額

損害の生じた保険の目的を損害発生直前の状態に復旧するのに直接要する再築、再取得または修理の費用(「復旧費」)
復旧費は工事請負金額内訳書の単価・数量を基準として算出します。なお、建工ワイド特約条項を付帯した場合は、請負金額に含まれていない急行貨物割増運賃(航空貨物運賃を除きます。)、残業・休日勤務・夜間勤務による割増賃金も担保されます。
工事用仮設材、工事用仮設物、工事用仮設建物およびこれに収容されている什器・備品については、損害発生時の時価(損害が生じた地および時における価額)によって損害額を算定します。
次の費用は含まれません。
(1)仮修理費(ただし、弊社が、本修理の一部をなすと認めた費用については含まれます。)
(2)排土・排水費用(ただし、弊社が、復旧費の一部をなすと認めた費用については含まれます。)
(3)工事内容の変更または改良による増加費用
(4)保険の目的の損傷復旧方法の研究費用または復旧作業の休止もしくは手待ち期間の手待ち費用
残存物がある場合は、その時価が損害額から差し引かれます。

控除額 (1回の事故につき)

損害額のうち一定の額を契約者の負担となるものです。

火災、落雷、破裂、爆発の場合0円
その他の場合10万円

控除額を引上げてご契約いただくことも可能です。

2.残存物取片づけ費用保険金

損害を受けた保険の目的の残存物を取り片づけるために必要な費用の実費を受け取れます。ただし、損害保険金に6%(建エワイド特約条項を付帯した場合は10%)を乗じた額を限度とします。

3.臨時費用保険金

保険の目的が損害を受けたことによって臨時に生じる諸々の出費(損害の原因や波及範囲を究明するための費用、見舞金、手待ち費用、突貫工事のための割増費用など)に当てていただくため、つぎの金額を一律にお支払いいたします。
ただし、1回の事故について100万円(建エワイド特約条項を付帯した場合は500万円)を限度とします。

臨時費用保険金 損害保険金に20%を乗じた額

保険金額は

ご契約いただく際に、つぎのとおり保険金額をお決めください。

保険金額 請負金額 支給材料の金額
消費税を含んだ額とします。

請負金額

直営工事のように、「請負金額」が定められない工事の場合には、請負金額に準じて、工事を完成するのに要する費用の合計とします。
保険のご契約の時点で請負金額が確定していない場合には、工事を完成するのに要する費用の合計とし、請負金額が確定次第、保険金額を調整していただきます。
解体、撤去、分解または取片づけ工事が含まれている場合には、その工事費を除外します(これらの工事は、建設工事保険ではお引き受けできません)。
出精値引されている場合は、値引後の金額とします。なお、損害額は出精値引割合分を削減して算出されます。(値引前の見積金額に修正したものを保険金額とすることで出精値引割合分を削減せずに損害額を算定することもできます。)

支給材料の金額

発注者の方から材料の支給がある場合には、その金額を加算してください。

基礎工事を保険の目的に含めない場合

ご希望により、基礎工事を保険の目的に含めずにご契約いただくこともできますが、その場合基礎工事を含めた場合の保険金額から基礎工事費を差し引いた金額で保険金額をお決めください。

保険金額 請負金額 支給材料の金額 基礎工事費


事故例
火災 建物の主体工事は終了し、内装・付帯設備の工事中であった。7階に保管してあった内装材の入った段ボール箱が燃え出しそのため近接して置いてあった接着剤の缶が膨張破裂し、急速に火が拡大した。火勢は天井材を介して全階におよび全焼した。
火災 軽量鉄骨天井の下地吊ボルトを溶接中に溶接の火花が屋根裏の断熱防湿板に燃え移り、工場建物の壁体を残して全焼した。
火災 放火(推定)により地下1階から出火した火災は、全館に拡大するとともに延々20時間燃え続け、最大級規模の火災事故となった。
風災 鉄骨を組立中台風なみの強風が関東地方を襲ったため、鉄骨が4階の接続部より折れ、突然大音響と共に崩壊した。
風災 突風により超高層ビルのカーテンウォールおよびガラスを損傷した。
盗難 ビルの8階に置いてあったビニール電線300mが盗難にあった。
施工 オペレーターの誤操作で、吊り上げ中のPC板が、立てかけてあったPC板にあたり、この衝撃でPC板が将棋倒しになりPC板15枚が破損した。
施工 高さ4mの足場に鋼材が落下したため、足場の腕木が折れ足場全体が倒壊した。
施工 配管工事中アセチレンガス溶接の火花によって損傷したガスホースから漏れた生ガスに付近の火が引火、付近を焼損させた。


正式なパンフレットをご希望の場合はPDFファイルをダウンロードしてご覧ください。

このページは「建設工事保険」の概要を示したものです。詳しくは弊社にお問い合わせください。